啓蟄(けいちつ)の候。
旧暦二月八日(新暦では二月下旬から三月中旬の頃)は事始めを迎えます。一年の祭事や農事をはじめる日で、旧暦十二月八日の事納めと対をなします。

石走る 垂水(たるみ)の上の さわらびの
萌え出づる春に なりにけるかも

志貴皇子

万葉集の巻八を開くと、春雑歌からはじまります。そこには野の草花を見つめ、春の到来を喜ぶ歌が並びます。

合掌

毎週火曜日午後6時に配信していますこのメルマガも、今月で七年目を迎えます。

読者の皆さんも年々増え有り難く思います。その読者の方々から毎回感想を頂き、私も勇気を戴いている次第です。そこで今回は読者の感想文をご紹介致します。

「つらく苦しく、藁をもすがる思いで邪教に迷い、入り浸りの二十数年、何の救いもなく、惑業苦を繰り返しの生活でした。それが和尚さまとのご縁により仏教の教えを授り、自身の考え方を改めたところ、問題が次々に解決していきました。普段和尚さまにお会いすることが出来ませんが、毎回のメルマガを人生の指針とし楽しみにしています。福井県・六十代女性」

「私の職場では、虐め対策も仕事の一つになっています。全国からは、虐めにより自殺する子供に関する報告が上がってきます。虐めの程度は人それぞれですが、いじめられている今が苦しいので、死んで人生をリセットしようとしている子供が多いことに驚きます。人生をリセット出来ると考える哀れさを感じずにはおれません。苦しくても生きなけれならない理由は何か、正しい人生観を、子供たちだけでなく、全ての人にお伝えしなければならないと感じます。老師の御言葉がつまったメルマガでの説教が、どれほど私に勇気を与えるてくださることか。此れからも宜しくお願いします。福島県・四十代男性」

「『私たちすべての人は、人間に生まれなければ果たせない、たった一つの聖なる目的を持っている』先生のメルマガは何と勇気づけられるお言葉でしょう。コンプレックスに押し潰されて、自分をどうしても好きになれない娘も、その親である私も、人として生まれし尊い目的があるのだと知りました。生きる勇気をありがとうございました。熊本県・五十代女性」

私のメルマガでの説法が、多くの方々の多少なりとも、「生きる術」になってくだされば幸いです。私もどれほど皆さまから元気と勇気を頂いていることでしょう。

釈 正輪 九拜