株式会社フォレストメディアの企業理念


2010年の日本の出版市場の規模は、約1.8兆円といわれます。おそらくこの数字は、返品を差し引いた金額になると思われます。書籍の返品率は約40%、雑誌は約35%ではないとかと思われます。そうすると、日本の出版業界でいったい何千億円の書籍、雑誌が返品されているのでしょうか?
返品された雑誌の大部分は、古紙メーカに引き取られます。書籍は、リサイクルされて再出荷をしているものもありますが、やはり最後は、古紙メーカで処分されます。
長い出版の歴史で、書店、取次、出版社間での「委託販売、返品フリー」は改善されつつも、非効率という大きな問題を内包してきました。
現在、世界中で資源戦争がはじまり、食料確保などのために各地で森林破壊が繰り返されています。また、地球規模での温暖化が森林を減少させています。
個人的には、紙でできた書籍の手触りが好きです、また、”出版は産業ではなく文化”という側面にも共感をもちます。
ただ、それでも地球規模で森林が減りつつあることは見過ごせず、紙で支えてきた出版の危機がそこにあります。
そこで、多品種、大量印刷というばら撒き型の日本の出版の慣習を変更すると思われたのが「電子出版」という電子データ型の出版形態だと思います。
私たちは、2010年12月に電子専門出版社として株式会社フォレストメディアを立ち上げました。
「フォレスト」=「森」、森(森林資源)を大切にする出版社という会社です。
直径20センチ、樹高8メートルに育った樹齢20年の木から1冊300グラムの本が約200冊できると聞きました。
最初は、小さな出版社からはじめます。読者に喜ばれるような電子出版を作ることが、1本、1本の木を守り、森を守っていくことになります。
共感をしていただける著者、プロダクション、出版社とともに会社を育てて生きたいと思います。
ご期待ください。